ラズパイ SSH設定
はじめに
この記事では、Raspberry Pi(以下、ラズパイ)におけるSSHの設定方法について解説します。
SSHとは
SSH(Secure Shell)は、ネットワーク上で安全なリモート接続を行うためのプロトコルです。ラズパイにSSHを設定することで、他のコンピュータからラズパイにリモートで接続し、操作することができます。
設定手順
1. OSの起動
まずは、ラズパイのOSを起動します。SDカードにOSがインストールされていることを確認し、ラズパイを起動させます。
2. SSHの有効化
ラズパイの設定画面に入力し、SSHを有効にします。デフォルトではSSHが無効になっているため、有効化する必要があります。
3. ネットワークの確認
ラズパイのIPアドレスやホスト名を確認します。これらの情報は、後ほどSSH接続する際に必要になります。
4. SSH接続の実行
自分のパソコンからSSH接続を実行します。Windowsの場合は、ターミナルを開き、Macの場合はターミナルを起動します。
5. SSH接続の設定
SSH接続の設定を行います。以下のコマンドを入力し、接続先のユーザー名とパスワードを入力します。
ssh pi@xxx.xxx.xxx.xxx
6. SSHキーの登録
SSHキーを登録することで、パスワードを入力せずにSSH接続することができます。以下のコマンドを入力し、公開鍵と秘密鍵を生成します。
ssh-keygen -t rsa
7. 公開鍵の登録
公開鍵をラズパイに登録します。以下のコマンドを入力し、公開鍵を指定のフォルダに保存します。
ssh-copy-id -i ~/.ssh/id_rsa.pub pi@xxx.xxx.xxx.xxx
8. SSH接続のテスト
設定が完了したら、SSH接続のテストを行います。以下のコマンドを入力し、パスワードを入力せずにSSH接続できることを確認します。
ssh pi@xxx.xxx.xxx.xxx
まとめ
以上がラズパイにおけるSSHの設定方法です。SSHを有効化し、キーを登録することで、より便利にラズパイを操作することができます。